ノースアイランド最南端の町

週末にやっと晴れ間が見えました。この1ヶ月は残念ながら週末の天候に恵まれなかったので、この機会に遠出することに。目的地は北島最南端の町「Cape Palliser」にある灯台を見に行くことに。家から片道150キロで予定時間は3時間です。中古の軽自動車がちょっと心配...。

2号線を北上していくと「Te Marua」という地域で一休み。この辺りではピクニックや乗馬などが楽しめるみたいです。

やっと自分の頭に描いていたニュージーランドのイメージに近い景色に出会えました。

Martinborough

日本ではあまり知られていませんが、実はニュージーランドのワインはフランスのボルドーにも匹敵する程、土壌と気候がワイン作りに適しているらしく、良質のワインが取れるとの事。(国内で生産される殆どのワインが国内とヨーロッパで消費され、日本やアメリカでは手に入れるのが難しいみたいです)ウェリントンから一番近くのワイナリーは"Wairarapa地方"のMartinboroughという町らしいので、少し寄り道していくことにしました。ビジターセンターの方に「時間がないので一番人気のワイナリーを教えてくれ」と聞いたところ"Canadoro Wines"というワイナリーらしいので行ってみました。ワインのテイスティングは5ドルで6種類のワインを試飲できます。

初ひつじ

たぶん殆どの人がニュージーランドと聞くと最初に「人間の人口より羊の数のほうが多い」ということを連想します。なのにこの1ヶ月まだ一匹もひつじに会っていない。ワインを飲んでほろ酔いでMartinboroughから南下していくとやっと羊に会えました。と思えば延々、羊の放牧場が広がっています。


やっと海が見えた!

羊の放牧場を過ぎ去ると海にでました。

ハワイで似たような景色があったような...。

灯台手前20キロ辺りからは何度か舗装された道路から砂利道へ。酷いところでは、川の水がそのまま砂利道を流れ込んでいます。

と、灯台が見えた!

近づいてみると、灯台でお馴染みのなが〜い階段が待ち構えていました。

Cape Palliser Lighthouse

最後に長い階段をぜいぜい息を切らせながら、なんとか登りきり、やっとたどり着きました。ここが北島最南端です。



夕日がとても神秘的です。