NZの不思議 [2]

平日はさすがに仕事があるので、なかなか観光ネタが書けないですね。そこで前回に続きニュージーランドで見つけた不思議な出来事を紹介したいと思います。

●インターネットが遅い。そして高い。
今時「ダイアルアップ」という言葉は死後に近いですが、ニュージーランドではプロバイダーにインターネット接続工事を依頼する際にオプションの一つとしてまだダイアルアップが存在します。家庭用では一番早いインターネット回線でもADSL並みのスピードです。なので少し画像の多いページを観閲するとタイムラグが発生してしまします。それに加え「繋ぎ放題」が当たり前のこの時代に、一ヶ月のインターネット使用量が決められており、1GB/月、3GB/月、10GB/月、のようにプランによって料金が上がっていきます。例をあげると電話料金とインターネット(25GB/月)がセットになったプランで私が契約している「TelestraClear」という会社では$145になります。


●公共施設を自由に選択
普通、電気やガスは住んでいるエリアによって会社が決められていますが、ニュージーランドでは自由に会社を選べます。電話やケーブルテレビは分かりますが、どのように区分けしているのでしょうね?


●水道代が無料
雨が多いせいか分かりませんが、水道料金がありません。水が使いたい放題!


●ガソリンスタンドが後払い
日本では当たり前ですが、アメリカでは通常、現金なりクレジットカードで料金を支払ってからガソリンを給油します。(アメリカでも20年前はありました)ニュージーランドのガソリンスタンド(Petro Stationと呼びます)ではガソリンを先に給油します。


●警察が拳銃を所持しない
これは聞いた話ですが、警察官は拳銃を持ち歩かないらしく、変わりに催涙スプレーと警棒を所持しているみたいです。一体どれ位、この国は平和なのだろう?とネットで検索した結果、ニュージーランドはなんと世界1位でした。国ごとに平和指数(GPI= Global Peace Index)で表したサイトを見つけたので見てみては?ちなみに日本はアイスランドに続き3位。アメリカは残念ながら85位でした。



こちらに来て間もない頃、カフェでローカルの新聞を読んでいたのですが、年齢別に"幸せ指数"をアンケートしたところ65歳以上のカップルの2人に1人が幸せと感じているようです。この数値は年齢が低くなるにつれて低くなっていき、20代の若者は3人に1人の割合でした。(これでも十分高いと思います)地域で分けると、一番人口密度が多いオークランドよりも南島に住む老夫婦の方が"幸せ"と感じている人の割合が多いようです。やはり人間、最終的に行き着く所は田舎なんですかね。