モーターホームで南島一周の旅 (6日目)

Queenstownは気候が暖かくサンド・フライも殆ど居なかったので、かなり快適に過ごすことができました。実は「クイーンズタウンでオーロラを見たい!」という裏目標があったのですが、残念ながら昨夜は実現しませんでした。そう簡単には見れないですよね〜。

目的地のミルフォードサウンドへ出発する前にクイーンズタウンのNew Worldで食料と水の調達。

湖に沿って南下して行きます。

しかしLake Takatipuはブルーが鮮やかですね。

Atholという小さな町で休憩しました。

以前にも紹介した黄色い花の正体は「Gorse」と呼ばれる花でした。日本語ではエニシダ。西ヨーロッパから持ち込まれた外来種の花のようですね。

「Red Tussock」と呼ばれる植物は栗の様に見えます。

約2時間でフィヨルドランド国立公園の玄関口「Te Anau」へ到着。I-Siteでホリデイパークの情報を入手します。

南島最大の湖「Lake Te Anau」。

ミルフォードサウンドはキャンプ場は沢山あるのですが、Powered Siteは園内で一箇所しかないとのこと。すぐに予約の電話をいれてみると、Powered Siteは残念ながら全て予約が埋まっており、仕方がなくUn-powered Site(電気なしの素泊まり)で予約。キャンプ場でも良かったのですが、明日予定しているクルーズのターミナルが近いということで決めました。

Te Anauからミルフォードサウンドへは約2時間の道のり。国道94号線を湖に沿って出発。

Te Anau Downs


ついに念願のフィヨルドランド国立公園のゲートを通過。

山がそれらしくなってきましたね。

Eglington Valleyでランチタイム。贅沢な時間です。

写真にはとうてい写りきらない360度パノラマの風景を眺められます。

Mirror Lake

辺鄙な場所に車が沢山停車しているのを見かけたので、ついでに立ち寄ってみました。小さな湖ですが山が湖面に反射する湖です。

Cascade Creek


ミルフォードサウンドに近づくにつれて、山が一気に大きくなってきます。アメリカ3大国立公園の一つ「ヨセミテ国立公園」の山よりスケール感が大きいです。



真っ暗なトンネルをくぐっていきます。

トンネルをくぐればナウシカの谷?

ついにMilford Sound Lodgeに到着。写真やランチで停車数が多かったのか4時間も掛かってしまいました。Un-powered Siteといってもシャワーやキッチンが自由に使えるので、キャンプ場よりも便利ですね。ターミナルから車でわずか3分という好立地も魅力です。

モーターホームの豆知識

今回はトイレ編です。車体の側面のドアを開けると排泄物の入った容器が設置されています。

汚水処理の時と同じDump Stationで捨てることが出来ます。

Bio-Pakと呼ばれる消臭用ケミカルを容器に入れ、水を少し流し込んで溶かします。モーターホームをレンタルする際に必要分だけ手に入れるのが一番良い方法だと思います。 Bio-Pakはホリデイパークでも手に入るのが難しいので(手に入ってもバッグに入った個数が多い)、私はスーパーで手に入る固形のトイレ消臭剤を代用しています。

水洗用の水は生活用水とは別になっています。普段はホースを使いますが、ホースが用意されていない場合はバケツで水を足しても大丈夫です。

Dump Stationのサイン。路上でも、この看板を良く見かけるので、必要ならば立ち止まるのもいいですね。