モーターホームで南島一周の旅 (最終日)

今日で2011年も終わりですね。

Google Mapで上手く線が描けない...。無理やり遠回りをさせられるのは何故?


朝から車で北上し、カイコウラでランチタイム。でも山には雲がかかっていて何も見えない。カイコウラ、ピクトンで1泊づつする予定だったのですが、天気が回復する気配が無いので、思い切って家に帰ることを決意。
前回のカイコウラのブログはコチラ

駄目もとでフェリー会社に夕方の便の予約の電話するとあっさりOK。ターミナルに着くと車がいつもの3分の1位で、フェリー内の席もガラガラ。モーターホームのレンタル代が2日分無駄になってしまいましたが、大晦日を家でゆっくり過ごすことが出来たので良かったんではないでしょうか。ちなみに今回の旅の総走行距離は3526キロでした。結構走りましたね。

モーターホームの豆知識

念願のモーターホームでの旅行が終了したわけですが、正直に感想を言いますと「一生に一度は経験した方が良いけど、二回目はやらなくていいかも」でしょうか。モーターホームでしか絶対味わえない楽しさがあったのですが、毎回だと負担が多い。旅行を1週間以内で済ませると、もっと楽しめたと思います。1週間を過ぎたあたりから実際少し疲れが出始めました。車の運転は意外に楽で、思ったよりも山の登り坂が苦になりませんでした。



長所
○トイレを探さなくていいので、子供のトイレ休憩が楽。
○自炊をする場合は、どこでも自由に調理、食事が出来る。
○フェリー等の待ち時間が非常に楽。
○ホテルに宿泊しないので、荷物の移動が無い。
○車の移動中に子供達がテーブルを使える。

短所
○料金が高い。
○毎日の水の補給と処理が面倒。
○水タンクが小さすぎてシャワーを浴びられない。
○バッテリーが小さすぎて電気の制限がある。
○道が悪い道路では車内の振動が酷い。


最後に一番気になるレンタル料金ですが、はっきり言って非常に高い!一日のレンタル料が375ドル。これ以外にウェリントンで借りた場合、ロケーション料金として210ドル。クレジットカードを使うとSurchargeに19.50ドル。
保険の料金はこれに含まれていないので別に29ドル/日を支払いました。私の選んだ保険プランではデポジットとしてクレジットカードに2500ドル、レンタル時にチャージされました。保険料金が無料のプランもあったのですが、その場合前金で7500ドルをクレジットカードで支払わなくてはいけません。
これだけで済めばまだいいのですが、ホリデイパークのPowered Siteに駐車すると、大人が15〜25ドル。子供は5歳未満だと無料の所が多かったのですが、大人料金の半分を支払うこともありました。モーテルとは違い人数で料金を加算されるので、結構な金額になってしまいます。シャワーも半分位が有料でした。
レンタル時の契約で、会社によっては2週間の最低レンタル期間が必要な場合もあります。これからモーターホームのレンタルを考えている人は、最初に旅行日数を伝え、追加料金等が無いか確認したほうが良いと思います。