卒園式&入学式

今週で家の長女が誕生日を迎えました。変な感じではありますが、ニュージーランドでは5歳の誕生日を迎えたその日から小学校がはじまります。今通っている幼稚園は誕生日を迎える前日が自動的にその生徒の卒園式となります。
日本ではみんな揃って学校の入学、卒業式を行うわけですが、こちらでは生徒一人だけなので、お別れ誕生会のような形で幼稚園を卒業していきます。逆に幼稚園の入学は3歳になる誕生日からスタート。卒園式といっても簡単なもので、誕生日用のぼうしを被らせてもらい、ケーキの火を消し、最後に友達にシールを配って歌を歌う、というくらいの簡単なものです。

次の日、小学校を入学するといきなり授業が始まります。初日にいきなり英語の本を読まされ、ハサミと紙を使って工作のようなことをしていました。
特にニュージーランドの小学校で珍しいと思ったのは「バディシステム」という、新入生徒一人に対して、上級生一人がついてヘルプしてくれるというもの。うちの長女には、偶然にも家の2軒隣に住む面識のあるお姉さんが選ばれ、何も分からない初日には、学校内の案内や先生への連絡、クラスについて本の読み方や説明なども、そのお姉さんがすべて手伝ってくれました。バディは校長先生との面会にまで付き添うので、生徒にもかなりの責任感を持たす良いシステムだと思います。

後は下級生から上級生までが4つのグループに分かれ、年間を通してグループでポイントを競うこと。映画「ハリーポッター」でもありましたが、あるイベントで生徒が好成績をあげると、個人ではなく属しているグループに点数が入り、最後にどのグループが優秀かを競うようです。